映画・DVD・本

映画「スペル」を見ました

投稿日:

スペル

スペル コレクターズ・エディション [DVD]

サム・ライミ監督のスペルを見ました。
う〜ん、途中でオチがわかってしまうのはお約束なのか?
ホラー風味のグロコメディ映画かな(笑)。

以下ネタバレあり

サム・ライミ監督といえば、カルト映画の代表と言える「死霊のはらわた」の監督です。
なのでグロい表現はお手のもの。
本作も随所に怖さではないグロさがちりばめられています。

スティーブン・キングの小説「痩せゆく男」を私は思い出しました。
小説はジプシーの老婆が呪いをかけ、かけられた男がどんどん痩せていくストーリー。
その呪いを解くために四苦八苦し、のろいを封じ込めたパイを誰かに食べさせれば、その呪いが食べた人間に移ると。
だけど予定通りにはいかず…、といった感じ。

今回のラストも同じような設定でしたね。
呪いを別の人に送れば良いと。
それを実行し、成功したかに見えたけど…。

アメリカでは悪魔や呪いの解決方法として定番なんでしょうか。
何かに呪いを封じ込めて、それを誰かに渡すというような手法。

ファイナル・デッドコースターシリーズの要素も感じました。
色々あがいても、結局運命は変わらないんだと。

そう考えると、ホラーであり、コメディであり、哲学でもあるな(笑)。
良い行いも悪い行いもすべては運命だから受け入れて受け流す。
これだな。

でも、何で原題はDrag me to Hellなのに、邦題はスペルなんだろう?

スペル (字幕版)(プライムビデオ)


スペル (映画)(ウィキペディア)

-映画・DVD・本

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

関連記事

映画「グッバイ、レーニン!」を見ました

グッバイ、レーニン! 東西ドイツ統一前後の東ドイツのベルリンを舞台としたドイツ映画です。 映像もきれいで音楽も良かったです。 以下ネタバレあり 舞台は社会主義まっただ中の東ドイツ。 東西ドイツ統一って …

映画「俺たちに明日はない」を見ました

俺たちに明日はない 超名作といわれる「俺たちに明日はない」を初めて見ました。 いわゆるアメリカンニューシネマの代表作ですね。 クルマやバイクが好きなので、イージー・ライダー、バニシング・ポイントは何度 …

ゆっくといっしょ ぼくひゃっか

娘が好きで読んでいる絵本で「すっくといっしょ わたしひゃっか」と言うのがあります。 絵がかわいらしくて、とてもお気に入りらしく何度も一緒に読まされました。 それの男の子バージョン「ゆっくといっしょ ぼ …

フェイク

映画「フェイク」を観ました

今日はゆっくりとテレビを見て過ごす休日でした。 ケーブルテレビをザッピングしていたら、アル・パチーノとジョニー・デップが主演の映画「フェイク」をやっていました。 DVDを持っているし、過去に少なくとも …

ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船

「ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船」を購入しました

前にアマゾンでティンカー・ベルと輝く羽の秘密を購入したため、新作ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船をレコメンドするメールがきたので、まんまと購入してしまいました。 昨日が発売日だったようで、昨日届 …

follow us in feedly
にほんブログ村に参加しています
にほんブログ村 アウトドアブログ ファミリーキャンプへ