遊星からの物体X
作品自体の評価は高いので「隠れた」は当てはまらないかもしれないですが、公開時E.T.とかぶってしまったため、当時はあまり話題にならなかったことから、そういわれているようです。
以下ネタバレあり
映画のジャンルとして、SF系はあまり好きではないのですが、本作はどちらかというとホラー要素が強いので、見てみることにしました。
80年代ホラーは傑作揃いですが、本作も古さを感じさせない良作でした。
リマスター版ではないと思うのですが、映像もキレイです。
姿の見えない敵を字幕では「生き物」としていますが、原題「THE THING」が表す通り、その存在が未知であり何にも例えられない様が怖さのポイントです。
得体の知れない生き物、誰が擬態しているかわからない恐怖が、ひしひしと伝わってきます。
ホラー作品なので、エイリアン?クリーチャー?の造形も当然すばらしいです。
これが30年前の作品だなんて!と思います。
途中、ドクターが蘇生を試みている時、両腕を食べられるシーンが、見ていて一番びっくりしました。
そのほかのシーンは「あ、くるかも」って思えたけど、このシーンだけは油断していたので、かなり驚いてしまいました(笑)。
ホラーやクリーチャーに耐性があって未見の人は、絶対に気にいると思いますよ。
遊星からの物体X(字幕版)(プライムビデオ)
遊星からの物体X(ウィキペディア)