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映画「百円の恋」を見ました

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百円の恋

百円の恋

7カ月ぶりに通勤時にプライムビデオを見ました。
今回は傑作と評判の高い邦画、百円の恋です。
主演は奥田瑛二と安藤和津の娘、安藤サクラです。
時折、母親和津さんの面影が感じられました。

プライムビデオのウォッチリストに入れていたんですが、プライム会員でも別途費用を払わなければ見られなかったので、二の足を踏んでいました。
久しぶりにプライムビデオアプリを立ち上げたら無料で見られる様になっていたので、すぐにダウンロードして通勤時に見ることにしました!

以下ネタバレあり

感想からいうと、良い映画でした。
登場人物のほぼすべてが、正直救いようがない人たちなんですけど、そのあたりがリアルな感覚で見られました。

主人公の一子は弁当屋の娘。
32歳処女でひきこもり。
出戻りの妹とケンカをして家を出て、一人で生活を始める…が物語のイントロです。
生活するためにバイトを始める100円コンビニでの人間模様も、見事にダメダメな人ばかり(笑)。

映画っぽい展開だと、ここで正義の味方が登場!とか、ここはどんでん返しでしょ!って思うポイントがいくつかありますが、至極まっとうな「まぁそうだよね」な展開が心地良いです。

ネタバレありって書いているので書いちゃいますが、最後のボクシングシーン、一子の左フックは光る物があると練習シーンから伏線があり、2度のダウンをもらった後の最終ラウンドで、その左フックがボディと顔面にヒット!
それで相手がダウンして感動のエンディング!
・・・とはならず、カウンターもらってぶっ倒れておしまいです(笑)。

ボクシング始めて1年経たない、ほぼ素人の32歳が勝てるほどボクシングは甘くないよね。
プロテスト受験資格のリミットが32歳で、テスト1回目で合格してしまうあたりはリアルではなかったですが・・・。

ボクシングを始めた理由が、殴ってみたいってことと、試合後に肩をポンポンし合いたいということ。
いままでボクシングを知らなくて、殴り合いをした後なのに抱き合って肩をポンポンし合うことが不思議で、そこに心ひかれてしまう感じが、32歳引きこもりっぽさが出てました。

リアルな感じが伝わるところが、この映画の良さなんではないだろうか。

またしばらくプライムビデオにハマろうかな。

 

百円の恋


百円の恋(ウィキペディア)

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