ビッグ・アイズ
ジャケットが気になったので、今回はビッグ・アイズを見ました。
印象的な絵ですが、実際にあった話がベースとなっている映画です。
監督がティム・バートンですが、仮装やCGはありません(笑)。
以下ネタバレあり
ゴーストライターならぬ、ゴーストペインター?映画です。
娘を連れて夫から逃げてきた地で、画家のウォルター・キーンと出会い結婚をしたマーガレット。
ウォルターの本業は不動産屋なのですが、画家をあきらめられずあちこち売り込みに行く過程で、マーガレットの絵が評価され、思わず「私が描きました」と言ってしまったことから、マーガレットはゴーストペインターとなって苦しみます。
ウォルターがいい感じにイラッとさせられます。
どこかでこんな感じのイラッとする人いたなぁと思ったら、ウォルター役のクリストフ・ヴァルツは、タランティーノの作品、イングロリアス・バスターズの嫌なヤツ、ハンス・ランダ大佐役をしていた方でした。
嫌なヤツやらせたら天才的ですね(笑)。
実話がベースなので、ドラマチックな展開はないし、最後の展開も何となく想像がつきますが面白かったです。
謎解きも伏線もないので、淡々と進む物語に身を任せてしまえばあっという間に終わります。
最近の映画って「あれ、これなんだっけ?」とか「あー、あのときのあれかー!」みたいに、しっかりと見ていないとわからないことも多いので、たまにはこんな映画も良いですね。
ビッグ・アイズ(字幕版)
ビッグ・アイズ(ウィキペディア)