俺たちに明日はない
超名作といわれる「俺たちに明日はない」を初めて見ました。
いわゆるアメリカンニューシネマの代表作ですね。
クルマやバイクが好きなので、イージー・ライダー、バニシング・ポイントは何度もみているけど、何となく見送ってましたが、ようやく見ました。
以下ネタバレあり
実話が元になった映画。
ラストで文字通り蜂の巣状態となったボニー&クライドとクルマ。
実際のクルマがミュージアムに展示されているようです。
映画自体は、それほどセンセーショナルな印象は受けませんでしたね…。
アメリカン・ニューシネマの特徴として語られる点として、最後はアンハッピーエンドというのがあります。
イージー・ライダーも最後は2人とも死んでしまうし、バニシング・ポイントも破滅を選択してしまう。
この作品も最後は2人とも死んでしまいます。
見る前はもっと破滅的な逃避行かと思っていましたが、そんなに刹那的ではなく、前向きに物事を考えてはいる2人がまぶしく見えました。
たとえ犯罪者だとしても…。
アメリカの映画史で考えると、この映画が果たした意義は大きいかもしれないが、その背景を知らずにこの作品を見ても、退屈な映画になってしまうのではないでしょうか。
随所に挿入されるブルーグラスが、コミカルな印象を受けてしまうので、ドタバタ喜劇のような感じで見ていましたし(笑)。
ハリウッド映画が好きと公言するためには、一度見ておく必要がある映画でしょう。
俺たちに明日はない(字幕版)(プライムビデオ)
俺たちに明日はない(ウィキペディア)