NHKニュースが報じるところによると、整備士を目指す若者が大幅に減ってきているとのこと。
【リンク】自動車整備士 不足のおそれ 国が対策へ(NHKニュース)
資格もってます
私、三級自動車ガソリン・エンジン整備士の資格持っています。
専門学校はいかず、整備工場で働きながら1つだけ資格取りました。
その後、整備士資格が必要ない業界に転職したため、これ以外は受験しませんでしたが。
整備士って中学生の頃から憧れの職業でした。
毎日クルマの整備に携われていいなぁと、夢見てた頃もありましたね。
その夢が現実のものとなり、毎日クルマの整備に明け暮れていた時は非常に楽しかったです。
将来性が・・・
非常に仕事は楽しかったのですが、やはりこのまま続けていくことの不安は心のどこかにありました。
私が働いていた工場は小さな工場で、社長と私と先輩整備士の3人しかいませんでした。
社長と先輩整備士は結構な高齢で、その工場自体の将来性も不安でしたが(苦笑)。
親戚の叔父さんがトラック系のディーラーで整備士をしていて、40歳を超えた頃だったと思いますが急に営業に異動となり、しばらく営業を続けた後に退職をしました。
わかりやすいリストラですよね。
要するに、専門学校出たての若者も20年近いキャリアのある人もメーカーから見れば、やれる作業は同じ(作業当たりの工賃は決まっている)なので、より給料の安い若者を使うことになるんだと思います。
若い労働力の使い捨てですよね。
こんなことをしていたから、若い労働力が集まらなくなったんじゃないかと思います。
確かにコンピューター化が著しいので、高度な技術力が必要になってきている側面もあるでしょう。
若い世代の人口減少もあるでしょう。
若者の車離れもあるでしょう。
でも、やっぱり業界の体質なんじゃないでしょうか。
現場を退いて20年も経っているので、整備業界の現状にそぐわない意見かもしれないですが、そんなに劇的に変わる業界だとは思えないです。
絶対に必要な技術職だと思うので、良い方向に変わっていくことを期待します。
こんな雑誌も読んでました。