映画・DVD・本

映画「ヒトラー 〜最期の12日間〜」を見ました

投稿日:2016年10月20日 更新日:

ヒトラー 〜最期の12日間〜

ヒトラー 最期の12日間 [DVD]

ヒトラーというと、ナチス、独裁者、ホロコースト、鉤十字といったキーワードが出てくるが、具体的にどんな人物だったのか、当時秘書をしていた女性が書いた回想録がベースとなった映画です。

以下ネタバレあり

当時ナチスがした行為を考えると、全く同情の余地がないのは当然なのですが、この映画だけを切り取ると非常にもの悲しい話です。
ソ連軍に攻め込まれ降伏するしか無くなった状況で、SS幹部は次々と自決をしていきます。
避難することを許可されず、家族と共に自決する幹部。
ヒトラーも遺書を残した後、長年の恋人と結婚をし共に自決をします。
そのヒトラーの意志を引き継いだ最高幹部ゲッペルスの妻は、自ら子供達に毒薬を飲ませ殺害した後、夫婦共に自決をします。
「それ相応以上のことをやったのだから」と言ってしまうと、それだけのことですが、“戦争”の悲しさは何とも言いがたいです。

原題はドイツ語で「没落」をいみするようです。
第二次世界大戦でドイツが没落する様子が描かれた本作、ヒトラーはその過程に登場する人物にすぎないです。
この話が真実か否かはわかりせんが、色々と考える映画です。

ヒトラー ~最期の12日間~ (字幕版)(プライムビデオ)


ヒトラー 〜最期の12日間〜(ウィキペディア)

-映画・DVD・本

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

関連記事

映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見ました

モーターサイクル・ダイアリーズ 若き日のチェ・ゲバラが主人公の実話をもとにした映画です。 後にキューバ革命を起こすのですが、その原点というか、ゲバラの性格が垣間見えます。 以下ネタバレあり 最初に言っ …

映画「クリスティーン」を見ました

クリスティーン 二十歳頃、スティーブン・キングの小説にはまった時に原作を読んだ本作。 スタンド・バイ・ミーやショーシャンクの空になど、一般的にも名作と知られる作品がある一方、キャリーやシャイニング、ミ …

ゆっくといっしょ ぼくひゃっか

娘が好きで読んでいる絵本で「すっくといっしょ わたしひゃっか」と言うのがあります。 絵がかわいらしくて、とてもお気に入りらしく何度も一緒に読まされました。 それの男の子バージョン「ゆっくといっしょ ぼ …

映画「グッバイ、レーニン!」を見ました

グッバイ、レーニン! 東西ドイツ統一前後の東ドイツのベルリンを舞台としたドイツ映画です。 映像もきれいで音楽も良かったです。 以下ネタバレあり 舞台は社会主義まっただ中の東ドイツ。 東西ドイツ統一って …

映画「遊星からの物体X」を見ました

遊星からの物体X 隠れた名作と言われている、遊星からの物体Xを見ました。 作品自体の評価は高いので「隠れた」は当てはまらないかもしれないですが、公開時E.T.とかぶってしまったため、当時はあまり話題に …

follow us in feedly
にほんブログ村に参加しています
にほんブログ村 アウトドアブログ ファミリーキャンプへ